■対象バージョン
Dr.Web Enterprise Security Suite (集中管理ツール) v10.x, v11.x,v12.x
Dr.Web Desktop Security Suite (クライアントPC向け)v10.x, v11.x,v12.x
■内容
Dr.Web Enterprise Security Suite (集中管理ツール) の場合、環境復元ソフト
(チエル製品を除く)と同居する際は、次の除外設定を行ってください。
※Agent(クライアントPC)のインストールを行う前に必ず行ってください。
【Dr.Web Enterprise Security Suite (集中管理ツール)】
共通
Dr.WEB Firewall はインストールしないでください。
●Dr.Web v10.X,v11.X,v12.X
Dr.Web Scannerインストール時
[アンチウイルスネットワーク] - [Everyone] - [設定] - [Windows] - [Scanner] より
該当製品のプログラムフォルダパスを除外設定してください。
SpIDer Guardインストール時
[アンチウイルスネットワーク] - [Everyone] - [設定] - [Windows] - [SpIDer Guard for
Workstations] および、[アンチウイルスネットワーク] - [Everyone] - [設定]
- [Windows] - [SpIDer Guard for Servers] より、
該当製品のプログラムフォルダパスを除外設定してください。
【環境復元ソフト】
●Dr.Web v6.X
次のフォルダを復元対象外に設定します。
32bitOSの場合
C:\Program Files\DrWeb Enterprise Suite
64bitOSの場合
C:\Program Files (x86)\DrWeb Enterprise Suite
●Dr.Web v10.X,v11.X,v12.X
次のフォルダを復元対象外に設定します。
C:\Program Files\DrWeb
C:\Program Files\Common Files\DrWeb
C:\ProgramData\Doctor Web
環境復元ソフト(チエル製品を除く)と同居する場合は、事前にPC 1台で
十分な動作確認を行い、問題がないことを確認いただいた上で全台に
セットアップいただくことを推奨いたします。
■補足
環境復元ソフトの実行中は、コンポーネント更新 を [ウイルスデータベースのみ] に
設定して運用を行ってください。
WinKeeperご利用の場合は、以下をご参照ください。
環境復元ソフト以外のソフトウェアと同居する際の設定情報については、以下を
ご参照ください。
■注意事項
※v10.x以降の製品では以下の問題が発生する可能性があります。
①Dr.Webにて“予防的保護”の設定により、環境復元ソフトを正常に
インストールできない、または保護を開始できないことがあります。
②Dr.Webにて特定のレジストリ値が存在する場合、環境復元ソフトにて
保護を開始できないことがあります。
①または②の現象が発生した場合は、次の設定を行ってください。
【①が発生した場合の手順】
●Dr.Web Enterprise Security Suite(集中管理ツール)
- Control Centerを起動し、[アンチウイルスネットワーク]より
[Everyone](または対象Agent)を選択します。
- 左側メニューより[Dr.Web Agent]を選択します。
- [予防的保護]タブを選択し、[ディスクへの低レベルアクセス]の
“許可”にチェックを入れます。
- [保存]をクリックします。
●Dr.Web Desktop Security Suite(クライアントPC向け)
- タスクトレイにある“Dr.Webアイコン”をクリックします。
- [ロック]ボタン(南京錠マーク)をクリックします。
- [設定]ボタン(歯車マーク)をクリックします。
- [保護コンポート]を選択し、[予防的保護]をクリックします。
- [疑わしいアクティビティをブロックするためのパラメータを変更]を
クリックします。
- 「ディスクへの低レベルアクセス」を“ブロック”から“許可”に
変更します。
【②が発生した場合の手順】
以下のレジストリの削除後、OS再起動等せず環境復元ソフトを開始します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\PendingFileRenameOperations