■ 対象バージョン
v6.x, v7.x
■ 内容
WinKeeperと同居し保護実行すると、システムリソースが逼迫し、OSの動作が不安定になることがあります。
<対象ウイルス対策ソフト>
・TrendMicro ウィルスバスター コーポレートエディション(以下 VB Corp)
v11.0 / v12.0(XG)
・Trend Micro Apex One
■ 現象
・OSの起動/ログイン時間が遅くなる
・OSの動作が重くなる
■対応方法
ファイルアクセスに関する、相互の監視の競合を避けるため、WinKeeper
及びVB Corpそれぞれにて、下記の設定を施し改善がみられるかご確認ください。
設定は必ず”保護停止”状態で実施をお願い致します。
【VB Corp Server】
[共通の設定]
リアルタイム検索の保護除外対象に、以下のフォルダを追加してください。
WinKeeper v6.x, v7.x
・C:\Windows\KP(OS:Windows10 / 8.1 / 7)
・C:\PKS(OS:Windows10 / 8.1 / 7)WinKeeper Server
[v11.0 / v12.0 / Apex Oneの場合の追加設定]
以下の設定を無効に設定してください。
・挙動監視設定
・イベント監視設定
・デバイスコントロール
・クライアントセルフプロテクション
・Webレピュテーションポリシー
・不正変更防止サービス
・高度な保護サービス
・ファイアウォール(ご利用の場合のみ)
検索モードがスマートスキャンに設定されている場合、
従来型スキャンへ変更してください。
【WinKeeper】
以下のフォルダを、WinKeeper フォルダ保護設定画面にて”保護解除”にご変更
ください。
・C:\Program Files\Trend Micro
・C:\Program Data\Trend micro
・C:\Users\All Users\Trend micro
上記の設定にて、OSの動作が不安定な場合は、
問題解決に下記のプロセスを登録してください(WinKeeper v6.x, v7.x)。
・対象プロセス
<インストールフォルダ>\Trend Micro\BM\TMBMSRV.exe
<インストールフォルダ>\Trend Micro\OfficeScan\PccNTMon.exe
<インストールフォルダ>\Trend Micro\OfficeScan\NTRtscan.exe
<インストールフォルダ>\Trend Micro\OfficeScan\TmListen.exe