更新日: 2024/07/04
■ 対象バージョン
v7.x, v8.x
■ 内容
WinKeeperと同居し保護実行すると、OSの動作が不安定になることがあります。
【現象】
・OSの起動/ログイン時間が遅くなる
・OSの動作が重くなる、フリーズする
<対象のウイルス対策ソフト>
・Trend Micro Apex One
■対応方法
ファイルアクセスに関する監視機能等の競合を避けるため、WinKeeper及び
Apex One それぞれにて、下記の競合回避設定を施し改善がみられるかご確認ください。
※注意点
競合回避の設定は必ず”保護停止”状態で実施をお願いいたします。
Apex Oneの 設定変更は、クライアントがServerに接続されている状態で実施ください。
クライアントが電源OFF時などで設定変更された場合、通知が届かず適切に更新した
情報が配信されていない場合があります。
接続されている状態でも、設定の反映に10分程度かかる場合が確認されていますので、
設定変更後は余裕をもってOS再起動を実施ください。
【Apex One側】
※[エージェント管理] > [設定] より、対象のドメイングループ(もしくは端末)を指定します。
〇検索設定 > 検索方法
→"従来型スキャン"へ
〇検索設定 > リアルタイム検索設定
→検索除外タブで以下の設定を行います。
・「検索除外を有効にする」「すべての検索タイプに検索除外設定を適用する」にチェック
・"検索除外リスト(ディレクトリ)"に以下のフォルダパスを追加
C:\PKS(WinKeeper Serverがある場合)
C:\Windows\KP
〇追加サービス設定
→以下のプラットフォームのチェックをすべて外します。
・不正変更防止サービス
・ファイアウォールサービス
・不審接続監視サービス
・高度な保護サービス
〇信頼済みプログラムリスト
→以下のプログラムのフルパス情報を登録ください。
登録するプログラムのリスト
※上記リンクのテキストファイル内にある情報をご参照ください。
〇以下の各設定の有効フラグやプラットフォームのチェックを外します。
・機械学習型検索設定
・不審接続監視設定
・挙動監視設定
【WinKeeper側】
以下のフォルダを、WinKeeper フォルダ保護設定画面にて”保護解除”にご変更ください。
・C:\Program Files\Trend Micro
・C:\Program Data\Trend micro
・C:\Users\All Users\Trend micro