■対象バージョン
ALL
■内容
CaLabo LXの稼動モードを変更することで、ログを出力しながら動作させることができます。弊社へログを送付する場合にご利用ください。
ここでは、コントローラの動作ログ取得について説明します。
【注意事項】
・ウイルス対策ソフトと同居した環境でログ出力モードでの運用を行っていると、ウイルス対策ソフトのリアルタイムスキャン機能(バッファ・スキャニング)によって、システム負荷が大きくなり、動作が遅くなることがあります。ログの出力先をスキャン対象外にしてください。
・ログファイルには、全ての動作ログが出力されます。長時間動作させるとログファイルが膨大な量になりますので、ディスクの残り容量をあらかじめご確認ください。また、ログの取得後は稼働モードをデフォルトに戻してください。
・ログ出力モードで運用する場合、通信負荷や処理タイミングの遅延、予期せぬ動作が発生する可能性があります。通常に運用する場合には、ログ出力モードの設定は、無効にしてください。
■手順
※CaLabo LX コントローラが起動している場合は、終了してください。
v2.7以上 :
1.CaLabo LXコントローラ端末の下記ディレクトリにあるファイルをメモ帳で開きます。
- C:\CHIeru\CaLabo LX\Server\Config\AdldapInfo.ini
2.下記値を編集します。設定値ごとの動作は下記のとおりです。
- セクション名:[Debug]
- 値:LEVEL=0:ログを出力せずに動作します(デフォルト)
LEVEL=15:ログを出力しながら動作します
3.ログ取得対象PCをマシン再起動します。
4.AD連携設定を行った上でCaLabo LX コントローラを起動、その時刻情報と現象詳細内容(画面ショット)、操作手順をメモします。
※ログの出力先はC:\CHIeru\CaLabo LX\Server\Config\ です。
※弊社にログを送付される場合は、上記ファイルを取得し、上記”4″の情報とともに送付してください。
v2.5以前 :
1.CaLabo LXコントローラ端末の下記ディレクトリに“Custom.ini”ファイルを新規で作成します。
- C:\Program Files\CHIeru\CaLabo LX\Server\
2.下記設定値を入力します。
- セクション名:[CUSTOM]
- 値:ADLDAP_DEBUG=1:ログを出力しながら動作します
3.ログ取得対象PCをマシン再起動します。
4.AD連携設定を行った上でCaLabo LX コントローラを起動、その時刻情報と現象詳細内容(画面ショット)、操作手順をメモします。