■対象バージョン
ALL
■内容
CaLabo LXの稼動モードを変更することで、ログを出力しながら動作させることができます。弊社へログを送付する場合にご利用ください。
ここでは、電源管理システムの動作ログ取得について説明します。
【注意事項】
・ウイルス対策ソフトと同居した環境でログ出力モードでの運用を行っていると、ウイルス対策ソフトのリアルタイムスキャン機能(バッファ・スキャニング)によって、システム負荷が大きくなり、動作が遅くなることがあります。ログの出力先をスキャン対象外にしてください。
・ログファイルには、全ての動作ログが出力されます。長時間動作させるとログファイルが膨大な量になりますので、ディスクの残り容量をあらかじめご確認ください。また、ログの取得後は稼働モードをデフォルトに戻してください。
・ログ出力モードで運用する場合、通信負荷や処理タイミングの遅延、予期せぬ動作が発生する可能性があります。通常に運用する場合には、ログ出力モードの設定は、無効にしてください。
■手順
※CaLabo LX コントローラが起動している場合は、終了してください。
1.CaLabo LX端末の下記ディレクトリにあるファイルをメモ帳で開きます。
- 先生PC: C:\CHIeru\CaLabo LX\Server\Config\PCS.ini
- 学習者PC: C:\CHIeru\PCS\PCS.ini
2.下記値を編集します。設定値ごとの動作は下記のとおりです。
- セクション名: [PCS]
- 値: Debug=0 :ログを出力せずに動作します(デフォルト)
Debug=15 : ログを出力しながら動作します - セクション名: [PCS]
- 値:DebugFile= :ログ出力せずに動作します(デフォルト)
DebugFile=(ログ出力先パス) :ログ出力先パスを設定します 例)C:\chieru\PCS.log
※指定したパスが存在しない場合ログは出力されません。 - セクション名: [PCS]
- 値:DebugFileCP= :ログ出力せずに動作します(デフォルト)
DebugFileCP=(ログ出力先パス):ログ出力先パスを設定します 例)C:\chieru\PCS2.log
※指定したパスが存在しない場合ログは出力されません。
3.ログ取得対象PCをマシン再起動します。
4.電源管理操作を行い、その時刻情報と現象詳細内容(画面ショット)、操作手順をメモします。
※弊社にログを送付される場合は、上記ファイルを取得し、上記”4″の情報とともに送付してください。
※ログ出力を停止する場合はPCS.iniファイルの設定をデフォルトに戻してください。
■注意
※上記作業は管理者権限で行ってください。